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パドマーサナ:瞑想のためのポーズ

パドマとは「蓮の花」の意味。両脚はハスの葉を、両手はハスの花を表しています。お釈迦様が悟りをひらいたポーズ。慣れれば、最も安定してすわることができ、くつろぐことのできるポーズのひとつです。

①あぐらで座り、どちらかの足を反対の脚のつけ根に乗せる。(半跏趺坐:はんかふざ=半パドマーサナ)②もう一方の足も反対の脚のつけ根に乗せる。足の裏は両方とも上向きにしておく(結跏趺坐:けっかふざ=パドマーサナ)③右手を右ひざ、左手を左ひざに置き、親指と人差し指で印をつくる(写真)あるいは、両脚の交差するほぼ中央に、一方の手のひらをおいてその上に他方の手のひらを重ねてもよい。④脚を組み替えて反対も同様に行う

冬足の先が冷えるとき、わたしはいつもこの坐法をします。そうすると足の指の先がぽかぽかあったまってきて、靴下を脱ぎたくなるほどです。椅子に座っているときなどで左右のスペースに余裕がないときは半跏趺坐(はんかふざ)で。会議中でも新幹線の中でもいつもやっています。(2023.5.31)

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ブルクシャーサナ:体幹強化

下半身を強化し、体幹を育ててくれるポーズです

ブルクシャはサンスクリットで木の意味。日本語では木のポーズとか、立木のポーズといいます。大地にしっかりと立つターダーサナ(山のポーズ)と違い、上半身は風にまかせて揺れ動いてもよいのです

①ターダーサナで立つ。視線はどこか一点に集中させる。②右脚に重心をかけ、左足をわずかに浮かせる。③左足のかかとを浮かせて右の足首につける。④そのままでもよいし、さらに左足を上にもっていってもよい。(右のすね、膝、腿のつけ根など)⑤両手は胸の前で合掌。そのまま1点を見つめ意識を内面に向ける。

いろいろな形、枝ぶりの木があるように、⑤で手の位置は、片手を挙げる、両手を挙げる、など自由です。バランスが崩れたら、何度でもやり直しましょう。

私はよく電車やバスを待つときにこのポーズをやっています。靴を履いている方がやりやすいです。周りの目?みんなスマホに夢中で見ていません。

(2023.5.20 若葉台iプラザのレッスンほか)

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パールシュヴァコーナーサナ:胸と肺、肩をきもちよく伸ばす

からだの側面をきもちよく伸ばします。胸と肺、肩のストレッチになり、呼吸がしやすくなります。

①ターダーサナから左右に大きく脚をひらく②右足を90度外に向け、息を吐きながら右ひざをまげて腰を垂直におろす③両腕を肩の高さに上げる(=英雄のポーズⅡ)④右腕を90度にまげて右ひざの上に乗せ、左腕を頭の方向に伸ばし、ここちよいだけ保持する⑤視線を右足元に落とし、右足裏で強く大地を押してゆっくり起き上がる⑥反対側も同様に行う

英雄のポーズⅡで胸を開いたあとに行うと体側がきもちよく伸びます。私のレッスンでは英雄のポーズⅡの後に入れることが多いです。