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鶴川ヨガ日記

心を静め、感覚を研ぎ澄ませるハミングビーブレス

今日は心を静める呼吸法、ハミングビーブレスをご紹介しました。先週の「トリセツショー」(NHK総合9/1 (木) 20:00~)で「脈拍を下げる効果がある(そして脈拍が下がるとあらゆる病気のリスクが下がる)」と紹介された呼吸法です。そもそもヨガをやるだけで(どんなヨガでも)呼吸が深まって脈もゆっくりになっていくのですが、確かにハミングビーブレス(ブラーマリー、蜂の羽音の呼吸法)をやると、無理なく長く吐くことができます。昼下がりの時間帯(アーユルヴェーダではこの時間に軽い仮眠をとって体を休めることを推奨している)のヨガですので深くリラックスしていただけるように、最後のシャヴァーサナの前にハミングビーブレスを入れ、意識を内に向けてから瞑想に入りました。

9月4日(日)12:30-13:30 「足&全身やさしいヨガ」シバヨガ鶴川スタジオ

<テーマ>1.季節の変わり目にバランスが乱れがちな自律神経を整える。2.昼の時間帯なので、シャヴァーサナで深くリラックス、午前中の疲れをとって午後の活動に備える。

<主なアーサナとそのねらい>

Cat&cow 背骨まわりの筋肉をほぐして自律神経を整える代表的なポーズです 

アルダマツィエンドラーサナ(半分のねじりのポーズ) 下腹部を刺激するので胃腸の調子を整えるポーズとして有名ですが、同時に背骨まわりの筋肉をほぐして自律神経を整える効果も期待できます

ハラーサナ(鋤のポーズ)「古代の賢者が人間に授けてくれた最も偉大な賜物、ほとんどの病気の万能薬」――B.K.S.アイアンガー。背中の神経を整えるほか、肩こり、腰痛の緩和、ホルモンバランスを正常に保つなど、その効果は言い尽くせないものがあります。段階やバリエーションも多く、どの段階でも効果が期待できるのもこのポーズの魅力です。(たとえばお尻をあげなくても足をあげるだけでも足のむくみの解消、疲労回復などの効果が期待できます) 

<ひと言>「ハミングビーブレス、心がざわついた時、イラっとした時にこの呼吸法をすると心が落ち着きます」とご説明しましたが――レッスン後私自身心がざわつくできごとがあり、ハミングビーブレスで一生懸命心を静めたのでした…

次回、シバヨガ鶴川スタジオ「足&全身やさしいヨガ」は、9/18(日)12:30-です。